09.11.23(月) 勤労感謝の日 / 元派遣村村民・有志の会の集い

 午前中、昨日に続きノンフィクション作家・佐藤優氏の仕事場で勉強会。仕事場には15000冊以上の蔵書があり、ミニ図書館と言っても過言ではない。(彼には何と約3万冊の蔵書があるという!) 窓からは富士山も望め、実に静かな環境である。
 また、佐藤は現在、月間50本の連載と単行本書き下ろしで400字詰原稿用紙・約1200枚/月という超人的ペースの執筆活動を続けているとのこと。昨夜も私の就寝後、数時間は机に向かっていた。そして、私より早く起床して仕事に励んでいた。ほぼ、睡眠3~4時間の日々が続いているのではなかろうか。恐らく、外交官時代もこのような仕事ぶりで生きてきたのだろう。
 11:40、小田原を出て東京へ向かう。13時、芝公園で行われた元派遣村村民有志の会「フレンドシップ」主催のイベント:「弱者の声を政治に届けよう!」に佐藤優とともに参加。同会は、昨年末「年越し・派遣村」に救いを求め集まった元村民で構成されている。いわゆる「派遣切り」で雇用と生活の場を奪われ、生きる元気を失っている労働者を、何とか救わなくてはならないといった思いで活動している市民団体である。芝公園にはたくさんのテントが張られ、炊き出しコーナー(豚汁、御飯、蒸かし芋・・・)や医療・生活・労働相談ブースが設けられ、数百名の労働者が集まっていた。天候にも恵まれ、会場は和やかな雰囲気。集会では、自民党政治家として「新自由主義政治との決別」 「貧困問題への取り組み」について演説し、連帯のメッセージを送った。 「頑張った者が報われる、額に汗して努力した者が正当な評価を受けられる、全ての人間が自分自身を誇りに思い、働くことができる、真に公平・公正な社会をつくるべく、私は保守政治の側から取り組んでいく」ことを御約束する。主催者側からも大いに感謝され、意を強くする。
 夕方、佐藤と別れ千葉へもどる。夜、小人数の会合。23時半、帰宅。
 おやすいみんなさい。040.gif
by takinowa | 2009-11-24 02:16


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