09.11.11(水)

     HPを更新しました! 004.gif
 11/09にHP「最新活動報告・ニュース」(9/22、23、26、28、29付)を更新致しました。TP・新着情報からアクセス頂けますので、是非御覧ください。

 昨夜から季節外れの大雨057.gifが続いている。午前、地元廻り。午後、事務所で仕事。
 大阪市住吉区の南港フェリーターミナルで昨日、英国人英語講師 リンゼイ・ホーカーさんの死体遺棄で逮捕された市橋達也容疑者のニュースで朝から大騒ぎとなっている。確かにマスコミの関心が高い事案であるが、もう少し冷静になるべきと思う。警察発表を正確に伝えれば十分であり、国民は興味本位の憶測報道など誰も期待していない。

     県議・滝田敏幸、もの申す! 是は是、非は非 (8)
  【 民主党の「マニフェスト・ファシズム」を許すな!


 鳩山内閣発足以来、異常な政治状況が続いている。まさに強権的政治が罷り通っている。より正確にいえば、マスコミ先導&煽動の民主党強権政治体制が成立しつつある。国民の中にも強権政治を受け入れるような非民主主義的風潮が強まっているようだ。誠に由々しき事態であり、小生も本気で憂慮している。
 民主党が振り回しているのは、総選挙用「マニフェスト」と「政策インデックス」である。民主党はマニフェストを絶対化し、マニフェスト地獄に陥っている。私はこれを「民主党マニフェスト独裁」或いは「マニフェスト絶対主義」と名付けたい。彼らは、「国民が民主党に政権を取らせたのは、国民がマニフェストを支持した結果だ。マニフェストは国民と民主党の契約」という理屈を口にする。マニフェストを不磨の大典とするこの論理を、マスコミは受け入れ、煽り後押ししているのだ。
 しかし、とんでもない話である。国民は確かに民主党を支持し、政権与党の地位を与えた。これは紛れもない事実であるが、民主を支持した国民が全て民主党マニフェストと政策インデックスを熟知した上で、投票したわけではないのだ。具体的には、国民の大多数は、民主党が八ッ場ダム工事中止をマニフェストで公約していたことを知らなかった。それが証拠に、民主党新人議員の中には、「八ッ場ダム事業はこれから始まる」と勘違いしていた方も多かったという。ほとんどの国民は前原代議士が国土交通大臣に就任すると直ぐにマニフェストを盾に表明した「八ッ場ダム工事中止」のニュースで、初めて知ったのだった。これまでも再三にわたり指摘したことだが、民主党マニフェストに書いてあることは、鳩山政権において何でも一方的に実行できるという論理は、あまりにも乱暴である。総選挙に勝ち政権を取れば何でもできると考えるのは、大きな間違いである。
 特に前原国土交通大臣は、政権を取れば何でもできると考えているようだが、大変な過ちである。前原大臣は八ッ場ダム問題を、問答無用の中止発表ではなく、まず国会で議論すべきであった。その上で、1都5県や関係市町村、利害関係者と話し合い、納得ずくで民主党マニフェストを実行すべきではなかったのか。こうした民主的手続きを全て無視し、上から命令するという強権的手段をとったのである。まさにその手法は「マニフェスト独裁(ファシズム)」と断定できる。
 ここで大問題なのは、こういった民主党の非民主的な「マニフェスト独裁」をマスコミが挙(こぞ)って支持し、前原大臣の応援団となっていることだ。そして、国民の間にもこの非民主的な政治手法に対する批判的空気がほとんどないことに、私は恐さを感じる。 
by takinowa | 2009-11-11 21:51


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