09.08.03(月)

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 本日、HP「最新活動報告・ニュース」(6/23、7/5、23付)、及び「県議会リポート・第7号」をアップ致しました。TP・新着情報からアクセス頂けますので、是非御覧下さい。

 午前中、いくつかの報道機関から、北総鉄道の運賃問題について取材を受ける。064.gif森田健作知事の言う「水面下」の交渉も、8月にヤマ場を迎えつつあるようだ。私としてもこれまで、谷垣・金子歴代国土交通大臣や千葉県知事はじめ多くの関係者と議論し、要望活動を行ってきた。そして、いよいよ実川幸夫先生と森田知事のツートップ(ラグビーで言えばウイング)が、県と沿線6市2村を束ね、国及び京成電鉄と最後の交渉をすることとなる。成田・羽田の一体的活用が国策となる中で、北総鉄道の運賃問題解決はその前提だ。大変厳しい状況にはあるが、何とか風穴を開けなければならない。
 ただ、ここにきて厄介なのが朝日新聞と某党派の総選挙立候補予定者の動向。まず、朝日新聞。業界でいうスクープ記事を狙うあまり、その記事が問題解決の障害となる可能性も高い。ただでさえ複雑な問題を、より一層ややこしい状況にしかねない報道といえよう。県民の「知る権利」も大事だが、同業他社でその政治的影響を考慮し、記事にするのを自重している誠実な記者もいるはず。ただ、朝日の記者を行儀が悪いと責めるわけにはいかない。資本主義社会において、特ダネ情報という商品を仕入れ、販売するのは新聞社の商売である。当然、その職業的良心に基づき記者も仕事(いわゆる売文業)をしている。大問題なのは調子に乗って、知ったかぶりしてリークする輩だ。このこと(業界用語で言うネタ元)について、おおよその見当はついているが今は沈黙する。
 次に、某党派・総選挙立候補予定者について。これも、困った御仁だ。北総鉄道の運賃問題を、完全に千葉13区の選挙戦のテーマにしようとしている。現在、国・県をはじめ沿線自治体が、ギリギリの調整をしている最中だ。荒唐無稽の内容の演説をあちこちで触れ回り、政治的に攪乱することが心配である。いずれにせよ、いくら選挙戦とは言え、この問題の政治利用は如何なものか。(ただ今春には、「政権交代のため、千葉県知事選に立候補する」と某党派で宣言し、後日発言を撤回された方である。恐いもの知らずであり、北総地域においてその発言の影響を懸念するものである)
 2019年の第9回ラグビー・ワールドカップが、日本で開催されることが決まった。IRB(国際ラグビーボード)は29日、アイルランド・ダブリンで理事会を開き、正式決定したとのこと。英仏や南半球のラグビー伝統国以外での開催は初となる。同大会は、五輪、サッカーWCに次ぐ国際規模のスポーツイベントだ。ラグビー関係者にとっては、まさに夢のようなビッグニュース! 本当にうれしい限りである。
 ここで一つ提案したい。是非、わが印西市は出場チーム・公式キャンプ地への立候補を検討し、手を挙げてもらいたい。できれば、南アフリカやウエールズ等の強豪チームが望ましい。もし、誘致が実現するならば、世界に向けてわが印西市からの情報発信やPRも可能となるだろう。さらに、青少年の健全育成や教育効果も高い。また例年、県ラグビー祭も行われており、行政のラグビーへの理解も高い。是非、検討頂きたい。
 太宰 治 「斜陽」(新潮文庫・324円)を読む。自分でも訳が分からない。一体、何でだろう。ここにきて、太宰 治を急に読みたい心境となる。高校時代、成田線の通学電車で読んだことを思い出す。当時の私は、漱石や芥川が好きで、太宰は嫌いだった。その後、20代後半から「無頼派」に共感を抱く時期もあった。少し早めだが、人生を振り返る年代が近付いているような気もする。
 終日、事務所で仕事、来客の対応。
by takinowa | 2009-08-03 11:34


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