09.07.01(水) 佐藤 優被告、 最高裁が上告を棄却

 16:20、携帯電話の着信音、液晶画面を見ると佐藤優の名前。以下、電話でのやりとり。
 佐藤 「今日、最高裁から速達が来た。内容は上告棄却だ」
 滝田 「残念だが想定の範囲内だ。・・・外務省は懲戒免職処分を仕掛けてくるか」
 佐藤 「わからない。これで一つの区切りがついた。今まで本当にありがとう。感謝する。」
 滝田 「鈴木先生の裁判への影響はどうだろうか」
 佐藤 「総選挙前であり、今すぐに動きはないだろう。これから先の政治情勢もかなり不透明・・・」
 滝田 「・・・ 本当にお疲れ様です。・・・、しかし残念だし、悔しい」
 佐藤 「近いうちに食事でもしよう」
 滝田 「了解。元気出して頑張ろう」
 佐藤 「本当にありがとう。とりあえず報告ということで。それじゃぁ」
 滝田 「うん。それじゃぁ」
 約1分程度、実に短い電話でのやり取りであった。心の中で「チクショーゥ!」と叫び、この7年間を思い出した。霞ヶ関の東京地裁・高裁に30回以上通ったことや、多くの人々との意見交換が脳裏に蘇ってきた。国策捜査による佐藤の逮捕はまことに理不尽かつ不条理であったが、私的には楽しいこともあった。これも運命だ。カルヴァンの「予定説」で整理するしかない。
 夜、報道各社がTV、ラジオ、ネットでこのことについて淡々と伝えている。裁判では負けたが、歴史の判定は完全勝利!
 私個人の意見ではあるが、外務省は刑事裁判で有罪となった佐藤優に対し正々堂々と懲戒免職処分を可及的速やかにかけるべきと考える。7年間もの間、何ゆえ起訴休職外務事務官の刑事被告人へ、トータルで数千万円にものぼる給与を支払い続けてきたのか。これ以上の税金の無駄遣いはない033.gif。 国家の中の国家を名乗る官庁として、説明責任がある。公開の場で例えば国会で、佐藤優を参考人に呼び聴聞すべきではないのか。しっかりとした手続きを踏んで、佐藤を懲戒免職にするのが国家の責務ではなかろうか。
 午前中、総選挙に向け農村部の地回り。午後、事務所で仕事、来客の対応。夕方にかけて、複数の新聞記者から「佐藤優・有罪確定」に関して、感想を求められた。18時、印西RCの夜間例会。山崎市長、出山市議会議長らとともに、懇親会に出席。県政報告をさせて頂く。22時、帰宅する。
by takinowa | 2009-07-01 23:35


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