09.04.02(木) 森田健作氏、石原慎太郎都知事と会談

 次期知事の森田健作氏が昨日、都庁を訪れ石原慎太郎都知事と会談した。麻生太郎総理との電撃的な会談に続き、就任前からエンジン全開。 会談で森田氏から石原知事に対し、「首都圏の活性化に向け、1都3県の知事が定期的に集まり、【首都圏連合】として会合を設けていくことを提案」(千葉日報)したとのこと。こういったトップの積極外交が千葉県の存在感を高め、全国への情報発信力を強化することは間違いない。
 各紙の知事選総括の検証記事が実に興味深い。どれも綿密な現場取材に基づくインサイドリポートである。この4ヶ月間、私も当事者であり内側にいただけに、頷ける内容も多い。ただ、ここで気になるのは惨敗した吉田、白石陣営双方とも敗軍の将である幹部が、マスコミに「兵を語り過ぎている」のではないか、ということ。吉田平選対幹部が「巨額献金事件の逆風が強かった」と苛立てば、野田佳彦代議士は「堂本知事が出馬時期を引っ張った影響も大きい」と分析し、街頭演説に姿を見せる堂本知事に「出過ぎている」との不満が民主県連で噴出。また、白石サイドでは公明党県本部・富田代表は「堂本知事が反森田の枠組みをつくれと言って、自分でつぶしたのだから責任は大きい」と批判し、石井参院議員は「枠組みが壊れた時点で終わった」(千葉日報)と総括。いずれにせよ、幹部は饒舌である。客観的分析と言えば聞こえはいいが、敗因を自分自身にではなく他者や外的要因に見出そうとしている。「不徳の致すところ」という言葉は、彼らの辞書にないのであろうか。
 ここにきて、森田氏が完全無所属ではなく自民党員であったとの批判的報道がなされている。なかには、「政党隠し」といった意味不明の言掛り的誹謗をするのもいるらしい。その限りなく貧困な発想にタメ息が出る。この度の選挙で森田氏は、政党推薦や支持をもらっていない。もちろん、自民党も組織的な応援は一切していない。地方選挙で自民党員が無所属を名乗ることは多々あること。この手の因縁に対しては、無視するに限る。
 知事選において私は33名が所属する「森田健作氏を支援する県議の会」(田久保尚俊会長、河上茂幹事長)で、宇野裕事務局長を補佐する仕事をさせて頂いた。もちろん地元でも運動したが、自民の党勢拡大や衆院総選挙とリンクさせようといった意識はまるでなかったし、そのような活動も行わなかった。恐らく、ほとんどの県議はそうだったと思う。なぜならば、自民県連は1月に完全自主(自由)投票を決定しており、論理的には共産党や民主党推薦候補の選挙運動も「可」の状態であったからだ。事実、森英介法務大臣は、小選挙区で争う民主党が推薦する候補を「政策協定」まで締結し支援した。当然、森田氏支援の活動の中で、党派からの指図や命令も一切ない。「千葉県政をチェンジ」できるのは森田氏しかいない、と確信する同志の自主的活動であったと今でも思っている。もっと言えば、私が30年前京都の同志社大学で感じた「自由な運動体=ノンセクト・ラジカル」の雰囲気さえ漂っていた。(もちろん、「県議の会」は左翼ではありません。私自身は trad &conservative ラジカル のつもりです) 選挙戦最終盤で吉田平陣営は民主・政権交代バネが無力化していると実感し、「森田・完全無所属宣言は嘘で、実は自民党」といったネガティブキャンペーンを展開。それが現在、若干尾を引いている程度の話。あまりに低次元。森田新知事は県議会とは、政党に関係なく堂々と議論し対話すればいいだけのことだ。自民も私も県民の目線を大事にし、「是は是、非は非」の立場で臨むことになる。私自身、森田氏の選挙を超一生懸命やったが、与党県議という意識は全くない。
 新聞記者諸君に告ぐ!今や自民も民主も国や地方で液状化現象を起こしている。森田新知事=自民といった低次元のレッテル貼りではなく、彼の思想なり、政策、政治手腕に批評なり批判を加えるべきではないか。12年の自民党国会議員という経歴は事実としてあるが、彼の行う実体的政治(=県政運営)をしっかりと分析し県民にお伝え頂きたい。(中央の小沢、鳩山、岡田、渡部、石井・・・、民主幹部も自民OBなのだ)
 9時半、印西を出て千葉県庁へ向かう。10:50、自民党会派室で打合せ。13時、党県連2Fで議員総会。14時半、千葉を出て印西へ向かう。15:40、事務所で仕事。
by takinowa | 2009-04-02 21:31


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